2世帯住宅での暮らしでは、家族構成やライフスタイルに応じた安全対策が求められます。特に階段やスロープのある外構では、「転倒しないように」「手を添えて歩けるように」と、ちょっとした工夫が暮らしの快適さにつながります。今回は、そんな外構まわりの安全と使い勝手を両立できるLIXILの「グリップライン」について、外構リフォーム営業の目線からご紹介します。
1. 2世帯住宅には、外構手すりが必要な理由

家族の誰もが安全に過ごせる外構設計が求められる2世帯住宅。特に高齢者や小さなお子さんがいるご家庭では、玄関周辺やアプローチに手すりがあるだけで、日々の動作の安心感がまるで変わってきます。
「まだ必要ないかも」と思っていても、いざという時のために備えておくことで、将来的な負担を軽減できます。玄関ポーチや階段の手すりは、毎日の通行に直結する設備。長く快適に住むためには、早めの設置がポイントです。
2. 手すりは後回しになりやすいが、本当は重要
外構リフォームの打ち合わせでは、門柱や駐車場などが優先され、手すりはつい後回しにされがちです。しかし実際の生活が始まると、段差や滑りやすい路面が気になり、「やっぱり手すりをつけておけばよかった」という声をよく耳にします。
後からの設置も可能ですが、構造の制約や見た目の統一感を損ねてしまうケースも。最初から設計に組み込んでおくことで、より美しく、無理のない施工が実現できます。
3. LIXILグリップラインの特長

LIXILのグリップラインは、機能性・安全性・意匠性の3拍子が揃った歩行補助手すり。玄関周りやスロープ、階段など、さまざまな場所に対応する仕様が魅力です。
- 握りやすい38mm径の丸手すり・だ円手すり
- 滑りにくく、冷たさ・熱さを抑えた樹脂タイプ
- 転倒リスクを軽減する安全設計
- 傾斜地やコーナーにも設置できる高い柔軟性
- 抗菌加工で衛生面にも配慮
さらに、敷地や用途に合わせて柱タイプと壁付けタイプが選べるため、どんな住宅にもフィットします。
4. 樹脂タイプがアルミよりおすすめな理由
外構の手すりにはアルミ素材も多く使われていますが、温度変化に敏感なアルミは冬場に冷たく、夏場は熱くなるという欠点も。特に高齢者や子どもにとっては不快な感触になることがあります。
その点、グリップラインの樹脂タイプは握ったときの衝撃が少なく、滑りにくいのが特長です。いざという時に“つかめる・すべらない・冷たくない”という安心感があり、営業の立場としてもおすすめしています。
5. 利用シーン別の設置ポイント
手すりの必要性を感じる場面は、ご家庭ごとに異なります。代表的なケースとして、以下のような場所が挙げられます。
- 玄関ポーチの階段に手すりを設置し、つまずきや転倒を防止
- 駐車スペースから玄関までのスロープに沿って設置し、安全な動線を確保
- 庭に出るデッキや勝手口周辺の段差部分に設置し、家事動線の安全を強化
また、LIXILではカラーも豊富で外観に馴染みやすく、デザイン性の高いエクステリアにもマッチします。
6. 介護保険の活用で、費用負担を軽減
要介護・要支援の認定を受けている方がいるご家庭では、介護保険を使って手すりの設置が可能です。上限金額はありますが、その1割~3割の自己負担で工事ができます。
介護保険を使えば、経済的な負担を軽減しつつ安全な住環境を整えることができるので、今すぐ必要でなくても「将来的に利用するかもしれない」というご家庭にもおすすめです。
7. まとめ|安心・安全な暮らしの第一歩に
手すりのある外構は、誰にとってもやさしい暮らしの土台になります。とくに2世帯住宅では、さまざまな世代がひとつ屋根の下で暮らすからこそ、安全で快適な“動線づくり”がとても大切です。
LIXILの「グリップライン」は、使いやすさと見た目、そして制度面のメリットまで揃った非常に優れた商品。外構の安全性に不安がある方や、将来的な備えとして手すりの設置を検討している方は、ぜひ選択肢のひとつとして考えてみてください。
▼ 商品の詳細はこちら(LIXIL公式サイト)
https://www.lixil.co.jp/lineup/gate_fence/gripline/
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