植物が増えてくると、「この植物、名前なんだっけ?」「いつ迎え入れたんだっけ?」
と、ふと手が止まる瞬間が出てきます。
最初は覚えていたはずなのに、鉢が増え、置き場所が変わり、
いつの間にか記憶があいまいになる。
手書きのネームタグでも管理はできますが、
- 文字がにじむ(字がキレイにかけない)
- 見た目がバラバラになる
- 植物や鉢の雰囲気と合わない
といった理由で、しっくりこないことも多いはずです。
そんな悩みを解決してくれたのが、
キングジムの「テプラ PRO SR-MK1」でした。

ネームタグを整えただけなのに、植物棚全体の印象が変わり、
「管理」よりも「眺める時間」が楽しくなる。
この記事では、植物好きがネームタグをオシャレに仕上げる考え方と、
テプラ SR-MK1を使った具体的な手順を、できるだけ分かりやすく紹介していきます。
テプラ PRO SR-MK1とは?
テプラ PRO SR-MK1は、スマートフォンとBluetoothで接続して使う、
スマホ専用タイプのラベルプリンターです。
本体にキーボードはなく、文字入力・フォント選び・レイアウト調整・印刷まで、
すべてスマホアプリ上で完結します。
従来の「事務用品っぽいテプラ」とは違い、インテリアや趣味空間に置くことを前提に、
デザインもかなり抑えめ。
- サイズ:W132 × D75 × H146mm
- 対応テープ幅:4 / 6 / 9 / 12 / 18mm
- 接続方法:Bluetooth
- 操作:専用アプリ(iOS / Android)
- 対応テープ:透明・マット・強粘着など
「必要なときにすぐ使える」「出しっぱなしでも気にならない」
この2点は、趣味用途では意外と大きなポイントです。

テプラはアイデア次第で汎用性の高い活用方法があります!
なぜ植物好きにSR-MK1がおすすめなのか
ネームタグが「管理」から「楽しみ」に変わる
植物のネームタグは、本来は管理のためのもの。ですが、SR-MK1を使い始めて感じたのは、
タグ作りそのものが趣味の一部になるということでした。
フォントを選び、余白を調整し、どのテープが合うか考える。
このひと手間があるだけで、ネームタグが「作業」ではなく「ちょっとした楽しみ」に変わります。

ちまちまデザインとレイアウトを考えている時間はニヤニヤしちゃいます(笑)
オシャレを邪魔しない、控えめな存在感
植物が主役の空間では、ラベルが目立ちすぎると一気に生活感が出ます。
SR-MK1で作ったラベルは、主張しすぎず、でもしっかり読める。
透明テープやマットテープを使えば、鉢や植物の質感を邪魔せず、
空間に自然に溶け込みます。

あくまで主役は植物本体。タグは引き立て役です。
アガベを引き立てるために置き場にもこだわりませんか?
【具体手順】植物ネームタグの作り方
STEP1:アプリをインストールして接続

まずは専用アプリ「Hello」をスマホにインストールします。
Bluetooth接続が必要ですが、
アプリの案内に沿って進めるだけなので難しくありません。
操作方法はそこまで難しくない印象です。
STEP2:テープをセットする

植物ネームタグにおすすめなのは、
見た目が軽く、圧迫感の少ないテープです。
- 透明テープ × 白文字(自然派・ナチュラル系)
- マットホワイト × 黒文字(無骨・モダン系)
- 透明テープ×ゴールド(高級感)
幅は9mm〜12mmを選んでおくと、
鉢・棚・プレートと幅広く使い回せます。

私は透明テープのゴールド文字で、12mm幅を選びました!
STEP3:文字を入力する

入力内容は、できるだけシンプルに。好みのロゴをポイントで入れるとオリジナル感が生まれます。
記載する情報を絞ることで、ラベル全体に余白が生まれ、結果的にオシャレに見えます。

画像を入れることも可能なので、デザインはかなり自由!
STEP4:フォントと配置を調整
フォント選びで迷ったら、「細め・読みやすい」を基準にすると失敗しにくいです。
- 文字サイズ:はっきり見えるサイズ
- 行間:広め
- 中央寄せ or 左寄せで統一
このあたりを意識するだけで、市販品のような仕上がりになります。
STEP5:印刷して貼り付け

印刷はワンタップ。カット後は、鉢やプレートに貼るだけです。
貼る高さや位置をそろえると、植物棚全体がぐっと整って見えます。

台紙からテープを剥がすのが難しいです
私の作例紹介!!

デザインする時に、ポイントでロゴを入れている作例をたくさん見かけました。植物やアガベのイラストを入れていることが多かったのですが、私はMARVELが大好きなので、スパイダーマンを入れてみました。(あくまで個人利用の範囲内でお願いします)
結果的に、非常に好きな雰囲気に仕上がってくれました!
テプラはテンプレで入っている絵の他にも、画像を取り入れて印刷することも可能です。
あまり複雑なデザインは潰れて見えなくなってしまうため、シンプルめなデザインがオススメです。
ネームタグ以外の活用アイデア
園芸用品の整理
肥料や活力剤など、見た目が似ているアイテムほどラベルが役立ちます。
使うたびに迷わなくなるだけで、作業のストレスがかなり減ります。
種・カット苗の管理
品種名や入手時期をラベルで残しておくと、成長過程を振り返ることができるのでオススメです。
子どものお名前シール
そもそも私はこのテプラを子ども用に購入しました。保育園に入園すると、なにかと名前を書かなければならないと思ったので、手書きの手間を減らしたくて購入したのですが、テプラの布用テープってドラム式洗濯機に入れると剥がれてしまうんですよね・・・
そのため使い道に困っていたのですが、思わぬ活用方法が見つかって良かったです。
まとめ
テプラ PRO SR-MK1は、単なるラベルプリンターではありません。
ネームタグを整えることで、植物との距離が少し縮まり、
眺める時間がより楽しくなります。
植物・ネームタグ・オシャレこの3つを大切にしたい人に、しっかり刺さるアイテムです。
こだわりのアガベには、もちろんこだわったタグをつけたいですよね?


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