冬になると、アガベを室内に取り込む方も多いのではないでしょうか。私もその一人で、外では元気に育っていたアガベが、室内に入れた途端に「なんだか元気がない」「葉が伸びてきてバランスが悪い」といった状態になってしまったことがあります。
原因の多くは「光量不足」です。特に賃貸のリビングやワンルームなどでは、日当たりが限られていて、どうしても自然光だけでは足りない場面が出てきます。
そこで私が導入したのが、植物育成ライトの「BRIM SOL24W」です。この記事では、実際に使ってみた感想も交えながら、スペックやメリット・注意点、さらに私が愛用している「ドローアライン」との組み合わせ方について、丁寧にご紹介していきます。
「冬の室内でも、できるだけ健康的にアガベを育てたい」「でも、ゴツいライトで部屋の雰囲気を壊したくない」という方には、ぜひ参考にしていただきたいです!
なぜ冬のアガベに植物育成ライトが必要なのか
まずは、「どうしてわざわざ育成ライトが必要なのか」という部分から整理してみます。体感として「暗いな」と感じていても、実際どれくらい光が足りていないのかは、意外とイメージしづらいところです。
冬の室内は、想像以上に光が足りない

アガベは、もともと強い日差しのもとで育つ植物です。春〜秋にかけて屋外で管理していると、直射日光にたっぷり当たり、葉も締まって、ロゼットがギュッとコンパクトに育ってくれます。
一方、冬になって室内に取り込むと、次のような条件が重なります。
結果として、「見た目には明るい部屋」に見えても、アガベにとっては日陰に近い環境になってしまうことが少なくありません。

もともと屋外が原産の植物ですし、屋内生育は少しむずかしいです
光量不足で起きるアガベのトラブル
冬の光量不足が続くと、アガベには次のような症状が出やすくなります。
特に「徒長」は、一度起きてしまうと元に戻すことができません。成長点から先は改善できますが、すでに伸びてしまった部分はそのまま残ってしまいます。
そのため、「冬の数ヶ月間をどう乗り切るか」は、アガベの株姿をきれいに保つうえで、想像以上に重要なポイントになります。

春〜秋の見栄えの良さは、冬の乗り切り方が大切です!
育成ライトで「足りない分だけ」補う考え方
育成ライトというと、「ガチ勢の道具」というイメージを持たれる方もいるかもしれません。ですが、冬場の室内管理では、「太陽光を完全に再現する」というよりも「足りない分をうまく補ってあげる」くらいの感覚で捉えると、導入のハードルがぐっと下がります。
そこで、コストバランスが良く、初心者でも扱いやすいと感じたのが、今回ご紹介する「BRIM SOL24W」です。
BRIM SOL24Wとは?基本スペックと特徴

まずは、BRIM SOL24Wの基本的なスペックを確認しておきます。
- ブランド:BRIM
- 消費電力:24W
- 定格寿命:30,000時間(理論値)
- 口金:E26
- サイズ:約9.4 × 9.4 × 12.5cm、重量約420g
- コンセプト:「高性能×使いやすさ」の両立
ざっくりとまとめると、「しっかり明るく、それでいて一般的なソケットで気軽に使えるフルスペック寄りの育成ライト」といった印象です。
太陽光に近いスペクトルで、部屋の雰囲気を損ねない
BRIM SOL24Wは、植物が光合成に使う波長域を中心に、太陽光に近いフルスペクトル設計がされています。赤や青だけが強く光るタイプのライトと違って、見た目の光色が「白っぽい自然な色」なのが大きな特徴です
そのため、よくある「ピンクや紫に光る育成ライトは部屋で使いづらい」という悩みを持っている方にとっても、比較的導入しやすいライトだと思います。実際に点灯してみても、「ちょっと明るいデスクライト」くらいの感覚で使えます。

ぶっちゃけ近くで見ると眩しいので、向きを工夫する必要があります
アガベにも十分な明るさ

公式・レビュー情報などを参考にすると、BRIM SOL24Wは照度約4万ルクス前後、PPFD(植物が感じる光量の単位)も高めの値が出るライトです
もちろん、実際の数値はライトと植物との距離によって変わりますが、アガベのような強い光を好む植物に対しても、「冬の室内補光」という目的であれば十分に活躍してくれるスペックだと感じています。

本当は屋外で太陽光に当てたいけど、寒さに当てることは避けたい・・・
電気代はどのくらいかかる?
気になる電気代ですが、消費電力24Wのライトを「1日10時間」使用した場合で考えてみます。
- 24W=0.024kW
- 0.024kW × 10時間 = 0.24kWh/日
- 1kWhあたり約30円とした場合、0.24kWh × 30円 ≒ 約7円/日
- 1ヶ月(30日)で約210円前後
冬の数ヶ月のあいだ、アガベの健康状態や株姿を守るためのコストとして考えると、比較的取り入れやすいラインではないでしょうか。

数千円〜数十万するアガベを守れるなら、電気代なんて惜しくない・・・かも?
他の育成ライトと比べたときのBRIM SOL24Wの立ち位置
植物育成ライトの世界には、ヘリオス、アマテラス、ツクヨミなど、有名どころのライトがいくつか存在します。それぞれに強みがありますが、価格帯も含めると、どうしても「最初の一台」としてはハードルが高く感じられることもあります。

初期投資の金額は抑えたほうが失敗したときのリスクが下がりますよね?
価格と性能のバランスが良い
BRIM SOL24Wは、そういったハイエンド寄りのライトと比べると、価格は抑えめでありながら、スペックはかなり健闘しているポジションにあります
といった声が多く、「いきなり一番高いライトにいくのは不安だけど、安すぎる無名ライトも怖い」という方にとって、ちょうどよい落としどころになっているように感じます。

手を出しやすいし、Amazonならセール対象になっていることもよくあります
ワット数が高すぎない安心感
アガベは強光を好むとはいえ、小さな株に対していきなり高出力ライトを近距離で当てると、葉焼けの原因になってしまいます。
BRIM SOL24Wは、24Wという絶妙なワット数なので、
といったメリットがあります。「とりあえず1灯から始めて、慣れてきたら増設する」という使い方とも相性が良いです。
私がBRIM SOL24Wを「ドローアライン」と組み合わせて使っている理由
ここからは、私自身の具体的な使い方についてご紹介します。
私はこのBRIM SOL24Wを、「ドローアライン」と組み合わせて使っています。ドローアラインは、天井や床と突っ張るような形で設置できるバー状の収納アイテムで、そこにトレイやハンガーを取り付けて棚のように使えるシリーズです。

省スペースで設置できる
賃貸暮らしの場合、「新しく棚を増やす」「ライトスタンドを置く」となると、どうしても床面積を圧迫してしまいます。その点、ドローアラインは縦方向の空間を活用できるため、床のスペースをほとんど使わずに、アガベとライトの置き場を確保できます。
BRIM SOL24WはE26口金の電球タイプなので、ドローアライン用のソケットや、近くの照明器具と組み合わせることで、すっきりとした見た目のまま設置が可能です。
ライトの位置調整がしやすい

アガベとライトとの距離は、明るさや葉焼けのリスクを左右する重要なポイントです。ドローアラインは、取り付けるトレイやパーツの高さを細かく変えられるので、
といった微調整がしやすいのが大きなメリットだと感じています。
インテリアとしての見た目が良い
個人的にかなり気に入っているポイントが「見た目」です。ドローアライン自体がインテリア性の高いアイテムで、そこにマットブラックのBRIM SOL24Wを組み合わせることで、
という印象になります。
アガベを「ただ育てる」だけでなく、「日々眺めて楽しめる存在」にしたい方にとっては、この「見た目の良さ」はかなり大事な要素ではないでしょうか。
ドローアラインについて詳しく知りたい方へ
ドローアラインとアガベの組み合わせについては、別記事で詳しくまとめています。設置イメージや、アガベをどのように並べているかなども写真付きで解説していますので、よろしければあわせてご覧ください。
BRIM SOL24Wを使ったアガベ育成のポイント
ここからは、実際にBRIM SOL24Wを使ってアガベを育てる際のポイントを整理していきます。
ライトとアガベの距離の目安
ライトと植物との距離は、明るさと葉焼けのバランスを取るうえでとても重要です。環境や株の状態にもよりますが、アガベの場合は、まず次のような距離からスタートして様子を見るのがおすすめです。
- 目安:ライトからアガベの葉先まで30〜45cm程度
葉の色が急に白っぽくなったり、焼けたような跡が出た場合は、
- 距離を少し離す
- 点灯時間を短くする
といった形で調整してみてください。
点灯時間の決め方

点灯時間は、自然光の入り具合や設置場所によって変わってきますが、室内管理で補光主体にする場合、
- 目安:1日10〜12時間程度
から始める方が多い印象です。日中もある程度自然光が入る部屋であれば、
- 朝〜夕方にかけて8〜10時間
といった形で、自然光と組み合わせて使っていくと、より植物にとって自然なリズムに近づけることができます。
また、タイマー付きのスマートプラグや電源タップと組み合わせれば、「点けっぱなしにしてしまう」「消し忘れてしまう」といったヒューマンエラーも防げるので、あわせて導入を検討してみてもよいと思います。
風の管理とあわせて考える
アガベの冬の室内管理では、「光」と同じくらい「風」も重要です。ライトを当てることで葉や用土の温度が少し上がることもあるため、サーキュレーターなどでやさしく空気を動かしてあげると、
- 蒸れを防ぎやすい
- 病気やカビのリスクを減らせる
といったメリットがあります。
ただし、強風を当てすぎると、乾燥しすぎる原因にもなりますので、
風が「株を揺らさずに、空気だけが動いている」程度
を目安に、風量や向きを調整してみてください。
実際に使って感じた注意点
実際にBRIM SOL24Wを使ってみて、注意しておいた方がよいと感じた点もいくつかあります。
また、レビューの中には耐久性への指摘も一部見られますので、メーカー保証期間(1年)があることも確認しつつ、万が一の際に対応できるよう、購入先も含めてチェックしておくと安心です
BRIMは公式LINEへのアンケート登録で1年間の延長保証が可能です。
BRIM SOL24Wはこんな人におすすめ

ここまでの内容を踏まえて、BRIM SOL24Wが特に向いていると感じるのは、次のような方です。
- 冬の室内でアガベを健やかに育てたい方
- 賃貸暮らしで、置き場所や配線に制限がある方
- インテリアに馴染む見た目の育成ライトを探している方
- 初めての育成ライト選びで、価格と性能のバランスを重視したい方
- ドローアラインなどの収納アイテムと組み合わせて、省スペースで楽しみたい方
逆に、「できるだけ多灯でガンガン光を当ててプロレベルの環境を作りたい」という方や、「広い温室全体をカバーしたい」といった用途だと、もう少し出力や配光の違うライトが候補に入ってくるかもしれません。
よくある疑問Q&A
Q. 24Wでも本当にアガベは育ちますか?
A. アガベのサイズや種類、ライトとの距離にもよりますが、冬の室内補光という用途であれば、24Wでも十分に効果を感じられます。実際に私の環境でも、徒長せずにロゼットを保ったまま冬を越せるようになりました。
Q. 何時間くらい点灯すれば良いですか?
A. 室内の明るさにもよりますが、目安としては「1日10〜12時間程度」です。自然光がある程度入る部屋であれば、自然光+ライトでトータルの日照時間を確保するイメージで調整してみてください。
Q. 電気代が心配です。
A. 24Wのライトを1日10時間使用した場合、電気代の目安は1ヶ月あたり200円前後です(電気料金単価によって変動します)。数ヶ月だけの冬季限定使用であれば、アガベの状態を守るための投資としては、比較的取り入れやすいコストだと感じています。
Q. ライトの光で部屋がギラギラしませんか?
A. BRIM SOL24Wは、よくある赤や青が強く光るタイプとは違い、白っぽく自然な光色なので、リビングや書斎でも比較的違和感なく使えます。ドローアラインなどと組み合わせて設置すれば、むしろインテリアの一部として楽しめると感じています。
まとめ|冬のアガベに「ちょうど良い」一台
今回は、植物育成ライト「BRIM SOL24W」について、アガベの冬の室内管理という視点からご紹介しました。
「冬の間だけでも、アガベにとって快適な環境を整えてあげたい」「でも、生活スペースも大切にしたい」という方にとって、BRIM SOL24Wはとても扱いやすい選択肢だと思います。
もし、ライト選びで迷っている方がいらっしゃれば、まずは1灯から試してみて、アガベの反応を観察しながら、ご自分の環境に合った使い方を探してみてください。
アガベの冬越しに悩んでいる方の参考になればうれしいです。




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