戸建て住宅にお住まいの皆さん、毎日の生活でプライバシーが気になったことはありませんか?家の中や庭でリラックスしたいのに、通りすがりの人や隣家の視線が気になると、安心して過ごすことができませんよね。そんなとき、役立つのが目隠しフェンスです。
目隠しフェンスは、プライバシーを確保するだけでなく、家全体のデザイン性を高めたり、防犯対策としても効果を発揮します。しかし、さまざまな種類やデザインがあり、何を選べば良いか迷うことも多いはず。本記事では、リフォーム会社の営業をしている私すやきが自身の経験から目隠しフェンスを選ぶ際のポイントやおすすめ商品をご紹介します。家族みんなが快適に過ごせるお庭づくりをサポートします!
目隠しフェンスの種類と特徴
目隠しフェンスにはいくつかの種類があり、それぞれに特徴があります。いわゆる「目隠し」の役割を果たすものを目隠しフェンスと呼んでいます。
1. アルミフェンス
アルミ素材のフェンスは、耐久性が高く、軽量で取り扱いやすいのが特徴です。また、サビに強いため、長期間使用しても美しさを保てます。デザインもシンプルからモダンまで幅広く、どんな家にもマッチします。
2. 木製フェンス
木製フェンスは、ナチュラルな雰囲気を演出するのに最適です。庭や家の周りに温かみを加えることができます。ただし、定期的なメンテナンス(防腐剤や塗装の塗り直し)が必要で、湿気に弱い点がデメリットです。
3. 樹脂製フェンス
樹脂製のフェンスは、木製のような見た目を持ちながら、メンテナンスがほとんど不要という利点があります。耐久性もあり、色褪せしにくいのが特徴です。最近ではエコ素材を使用した製品も人気です。
4. グリーンフェンス(植栽)
植物を使った目隠し方法で、自然派志向の方におすすめです。ラティスフェンスにツタを絡ませたり、竹や生垣を活用したりと、さまざまなアレンジが可能です。ただし、植物の成長や手入れが必要なので、少し手間がかかる点に注意が必要です。
目隠しフェンスを選ぶ際のポイント
エクステリア商品を探すポイントで一番大事なことは、使用目的をはっきりすることが大切です。目隠しフェンスを選ぶ際には、以下のポイントを押さえておくと、自分に合ったフェンスが見つかりやすくなります。
1. プライバシー保護のレベル
隣家や道路からの視線をどの程度遮る必要があるのかを考えましょう。完全に遮るタイプや、適度に透け感のあるデザインなど、バリエーションは様々です。主に「透過率」という指標で表されます。
2. 耐久性
雨風にさらされるフェンスは、耐久性が重要です。エクステリアメーカーが出している製品は屋外使用を想定されているので、基本的には丈夫に商品設計されています。設置する際もきちんとした基準で取り付けられているか確認するようにしましょう。
3. メンテナンスのしやすさ
日々のメンテナンスが面倒にならないよう、手間が少ない素材を選びましょう。例えば、樹脂製やアルミ製のフェンスは汚れても洗いやすいのでおすすめです。
4. デザインと景観への影響
家や庭全体のデザインに調和するフェンスを選ぶことで、美しい景観を作ることができます。カラーバリエーションや素材感にも注目しましょう。一番メジャーな「アルミ形材」から、木彫のシートが貼られている「ラッピング形材」、高級感のある「メタル調」など様々なデザインがあります。
5. コスト
予算内で選ぶことも重要です。購入費用だけでなく、設置費用もあわせて考慮する必要があります。ご自身で取り付ける場合は稀かと思います。住宅メーカーやリフォーム会社から見積を取るようにしましょう。
おすすめのLIXILの目隠しフェンス商品紹介
LIXIL フェンスABシリーズ
LIXILのフェンスABシリーズは、プライバシーを守りながらデザイン性も兼ね備えた商品です。目隠し性能が高く、さまざまなカラーバリエーションやデザインが選べます。また、耐久性や施工のしやすさも魅力です。
LIXIL フェンスAAシリーズ
名前は似ていますが、前述のABシリーズの上位版です。主な違いはデザイン性です。AAシリーズにしかない木彫やメタル調のデザインが用意されています。あわせて価格もABシリーズよりも高価に設定されています。
設置する際の注意点
1. 法律・条例の確認
地域によっては、高さや設置場所に制限がある場合があります。事前に自治体の条例を確認しましょう。役所や住宅会社へ確認を取ることがおすすめです。
注意するフレーズ「道路斜線制限」「緑化計画」「地区計画」
2. 隣家とのトラブルを避けるための配慮
フェンスを設置する際は、隣家との境界線や視線の影響を考慮することが大切です。事前に話し合いを行うことで、トラブルを未然に防げます。自分の敷地内で設置をするので、ルールを守れば問題ありません。ただ隣地とのお付き合いは住み続ける限り続きます。なるべく良い関係を持ちたいですよね。急に目隠しフェンスを建てられてしまうと、日当たりや風通しの影響が出るかもしれません。トラブルになると裁判になってしまう場合もあるので気をつけましょう。
3. DIYと業者に依頼する場合の違い
DIYで設置するとコストを抑えられますが、プロに依頼することで仕上がりが確実になります。目隠しフェンスは柱の基礎をきちんと作る必要があり、適当に作ると強度に影響が出るので、プロにおまかせすることがおすすめです。
よくある質問(Q&A)
Q1. 目隠しフェンスの設置費用はどれくらい?
A. 素材やデザインによって異なりますが、施工費込みで10万円—50万円程度が一般的です。設置するスパンによって変わってきます。
Q2. フェンスの高さはどのくらいが最適?
A.最低でも1.8mは確保しましょう。おすすめは2mです。部屋内と外との高低差を忘れずにチェックしましょう。
Q3. 長持ちするフェンスの選び方は?
A. 耐久性の高い素材(アルミや樹脂製)を選び、定期的なメンテナンスを心がけましょう。
まとめ
目隠しフェンスは、家族のプライバシーを守るために重要なアイテムです。本記事では、フェンスの種類や選ぶ際のポイント、さらにはおすすめの商品や設置時の注意点をご紹介しました。選ぶ際には、自宅の環境や家族のライフスタイルに合ったものを検討することが大切です。
例えば、耐久性を重視する場合はアルミ製や樹脂製のフェンスが最適ですし、自然な雰囲気を重視する方には木製やグリーンフェンスが向いています。また、メンテナンスの手間や予算も考慮することで、より満足度の高い選択ができるでしょう。
目隠しフェンスを設置することで、家族が安心して過ごせるプライベート空間を作ることができます。それだけでなく、家のデザイン性や防犯効果も向上させることが可能です。この機会に、自宅にぴったりのフェンスを選び、理想の住環境を手に入れてみませんか?
家族の笑顔が増える快適な空間づくりを目指して、ぜひ今回の内容を参考にしてください。フェンス選びが少しでも楽しく、満足のいくものになることを願っています!
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