「ていねいな暮らし」に影響されて、家事も育児も完璧にこなさなければ…と自分を追い込んでいませんか？
ワンオペや共働きの中で、すべてを全力投球するのは非現実的。というか無理です。
「手抜きは悪じゃない」という発想転換で、親にも子にも心の余裕をもてるようにしましょう。 本記事では、今日から実践できる考え方とコツを紹介します。
育児が楽になる考え方5選
1. 家事は適度に手抜きしてOK
料理・掃除・洗濯を毎日100点で回すのは至難の業。
食洗機・ロボット掃除機・乾燥機などの時短家電、ミールキットや宅配を積極活用しましょう。 「今日は惣菜デー」「掃除はロボにお任せ」のように、やるべきことを減らす仕組みづくりがカギです。
ミニTips：「週◯回は手を抜く」と最初から決めて、罪悪感をゼロに。
余裕ができた時間は、子どもとの遊び・自分の休息に充てましょう。
2. 周囲に頼っていい
「自分がやらなきゃ」と抱え込むほど、余裕は失われます。
パートナーとの分担の見直し、祖父母や一時預かり・自治体のヘルプなど 外部リソースを“計画的に”頼るのも立派な育児。 家族会議で「家事・育児の役割表」を作るだけでも体感が変わります。
ミニTips：「お願いの言い換え」を使う。「手伝って」→「◯時までにお風呂洗いをお願い」など、具体と期限で伝えると通りやすい。
3. 完璧な育児マニュアルは存在しない
育児書やSNSの情報はヒントであって、絶対解ではありません。SNSの情報はご情報も多いため、参考になることは少ないです。ソースがきちんとしているものを探すようにしましょう。
子どもは十人十色。わが家に合う方法を実験しながら見つける姿勢が最短ルートです。 「できていない点」よりも「できている点」に意識を向け、自己効力感を育てましょう。
私が信頼しているのは、保育士として活躍している「てぃ先生」です。最近はメディアでもお見かけすることが多くなっています。育児に関する知識の発信をされているので、ぜひ参考にしてみてください。
4. 自分の時間を持つことも大切
24時間子ども優先では、親が先に燃え尽きます。
お昼寝中に好きな本を読む・イヤホンで音楽を聴く・15分だけ散歩するなど、 短時間でも“回復の儀式”を持つとメンタルが安定します。育児時間は思っているより疲労します。意識的に1人時間を取るような工夫をしましょう。
ミニTips：週末は「ソロ時間」を家族間で交換。事前にカレンダーへ固定化すると継続しやすい。
5. 比較しないことが一番の近道
他の家庭と比べるほど、自己否定が増えてしまいます。
昨日より少し笑えた、今日は一緒にごはんを食べられた——小さな進歩を可視化しましょう。 スマホのメモに「今日のよかった」を3行で残すだけでも、自己肯定感が底上げされます。
実体験から学んだ“力を抜く”コツ
私も第一子のときは「もっと頑張らなきゃ」と空回りしていました。「部屋はきれいに」「食事は栄養バランスを意識」「成長や教育にも気を配る」なんて考えていたら疲弊していくばかりでした。
思い切って家事を少し緩め、子どもと過ごす“質の高い時間”を優先したところ、家の雰囲気が明るくなり、叱る回数も減少。
合言葉は「できることを、できる範囲で」。
完璧主義を手放すと、親子の笑顔が自然と増えるのを実感しました。
まとめ：頑張らない＝親も子も心地よく
育児は長距離走。100点満点を取り続けるのは現実的ではありません。
「手抜き＝悪」ではなく、「親子が心地よく過ごすための工夫」と捉え直すことが第一歩です。
今日からできる小さな一歩——手を抜く日を決める、頼る相手を増やす、比べるのをやめる——を試してみてください。
コメント