だんだんと寒くなってきて、屋外で育てているアガベを室内へ入れようと考えているときに
「アガベに風をどうやって当てるか」と悩むと思います。サーキュレーターを選ぼうと思っても、賃貸ではコンセントもスペースも限られていて、大切なアガベが室内でも健康に育ってくれる環境を整えるのは工夫が必要になりますよね。
そこで今回、賃貸暮らしでアガベを育てている方へオススメなSwitchbotのスマートサーキュレーターをご紹介していきます。
この記事では、
- なぜ観葉植物用のサーキュレーターではなくスマートサーキュレーターを使っているのか
- どうやってアガベに風を当てているのか
- 子どもがいる家庭でアガベを育てている方法
- アガベの風管理が簡単になる方法
Switchbotスマートサーキュレーターを使って、育児と趣味と効率のイイトコ取りができる方法をご紹介していきます。


アガベを室内で管理するために、なぜ風が必要なのか
約300種類あるとされているアガベですが、主にアメリカ南西部からメキシコ中部が原産とされています。この地域は険しい山脈や渓谷が入り組んでいる高原地帯であり、乾燥した環境が特徴です。
アガベに限らず観葉植物を上手に育てるコツは、原産地に近い環境を整えてあげることだと考えられています。 その原産地に近い環境を整えてあげるためには光・水・風といった要素をうまく組み合わせてバランスを取ることで、植物にとって快適な環境に近づけることができます。
アガベの生育環境に必要な要素は、
- 長時間の日光の確保
- 風通しが良い
この2点を満たす必要があるんです。もし風通しが悪いと、徒長や蒸れによる葉の痛みを招く可能性があり、最悪枯れてしまうこともあるので注意が必要です。
ただ問題になってくるのが「冬場の室内でどうやって風を確保するか」です。

人と植物が一緒に過ごせる環境作りが大切です!
なぜ観葉植物用のサーキュレーターではないのか
昨今、室内で観葉植物を育てるアイテムとして、観葉植物用のサーキュレーターが販売されています。有名どこだとBARREL(バレル)の「Aechmea(エクメア)」という商品が人気です。

見た目もカッコいいので購入しようか迷ったのですが、懸念点がありました。それは、

風の管理は全自動にしたい!!
という願望です。私は自由な時間を増やすために可能な限り自動化することを目標としています。
スイッチのON/OFFこのエクメアではそれが叶わないと判断しました。サーキュレーターをつけっぱなしにする運用も考えましたが、アガベのダメージになってしまわないか心配でした。
Switchbotスマートサーキュレーターが観葉植物にオススメな理由

Switchbotスマートサーキュレーターの最大の特徴は、
「アプリ・音声操作、SwitchBotハブなどを介した自動運転が可能なこと」です。
この機能のおかげで、
- 時間設定による、自動ON、OFF
- 一定温度・湿度になったら、自動ON、OFF
- 首振り運転
こんな運用方法が可能になります。私はSwitchbotハブも導入しオートメーション設定をしているので、操作なしの自動運転で風管理ができるようになりました。

賃貸暮らしで子育て中の私の活用方法
まず前提として私は、
- 賃貸暮らし(壁に穴は開けられない、日光が確保できる窓辺のスペースも限られている)
- コンセントの位置も限られている
- 子どもが小さいので、手が届かないような工夫が必要
- 日中は仕事(奥さんも)
こんな環境で生活をしています。勝手な予想ですが、意外と同じ条件の方は多いのではないでしょうか。
この環境で私は、「DRAW A LINE」の突っ張り棒を使っています。見た目も非常に好みで、アガベとの相性もバツグンです。

アガベはブラックと相性が良い!!
幸いなことに我が子は、突っ張り棒に興味を示さないので倒したりといった心配がありませんでした。(設置している周りをベビーサークルで囲っているので更に安心)
そしてDRAW A LINEのトレーにアガベを並べ、サーキュレーターを向けて風を当てています。
直接風を当てるのではなく空気が循環している環境を作りたかったので、下から首振りモードで使用しています。
実は一石二鳥のサーキュレーター
ここまではアガベなど観葉植物の環境を整えるための活用方法をご紹介してきました。
もちろん植物以外の用途としても、Switchbotスマートサーキュレーターを活用することが可能です。
冷暖房の効率化
エアコンや暖房と合わせて使用することで、室内の空気が循環し冷暖房効率が良くなります。
その結果、光熱費の削減につながります。

浮いた光熱費は観葉植物育成LEDの電気代にしています

外出先からの操作とオート化

SwitchBotシリーズを使っている方ならおなじみですが、このサーキュレーターはアプリで操作可能です。私は「帰宅30分前にエアコンと同時に起動」するように設定しており、冷房効率を上げて活用しています。帰宅した瞬間に涼しい快適な部屋に入れるのは地味に助かります。
また、温湿度計と連携して「28℃を超えたら自動でオン、27℃以下でオフ」といったオート制御も設定しています。環境に過敏な小さい子どもがいる家庭では、この安心感はとても大きいと思います。
ちなみに外から操作したいときは、Switchbotハブが必要になります。
最新はハブ3が発売されていますが、私はハブ2を使用しています。
部屋干しにも活躍

意外な活用法として、部屋干しの洗濯物の下にサーキュレーターを置くと乾きが早くなります。湿気が天井へと流れて洗濯物がカラッと仕上がるので、雨の日には欠かせない存在になりました。しかもバッテリー式のタイプであれば、コンセントを接続していなくても駆動が可能です。コンセントの位置に左右されないのも嬉しいポイントです。
使って感じたデメリット
もちろん良いところばかりではなく、少し気になる点もあります。
個人的には、羽の掃除ができないことが気になります。掃除機で吸ったり、細長い棒のようなもので掃除をしていますがイマイチ掃除しきれない部分があるのがネックです。
自分好みのカスタマイズが可能なサーキュレーター
SwitchBotスマートサーキュレーターは、ただ風を送るだけでなく、植物の環境を整えるには最適なアイテムだと思います。特に生育条件をこだわるアガベにはピッタリではないでしょうか。さらに賃貸暮らしや子どもがいる場合でも工夫しやすいのも嬉しいポイントです。
このアイテムを取り入れて、快適なアガベライフを楽しみませんか?



コメント