「もちろん育児休暇とるよ!」と男性も言えているでしょうか。突然の質問に驚いた方申し訳ありません。お子様がいる方は出産の時に育児休暇を取得したでしょうか。今回は男性目線でお話させていただければと思います。冒頭の質問に戻りますが、いかがでしょうか。育児休暇取得しましたか?もしくは取得できましたか?だんだんと夫婦共に育児休暇を取得する雰囲気に社会がなりつつありますがまだまだ難しい問題かと思います。そこで今回は実際に私が育児休暇を取得するにあたって気をつけたことや考えていたことをご紹介します。全く同じ状況であることはないと思いますが参考になる部分があれば嬉しいです。それでは始めていきましょう。
パパが語る育児休暇の成功と課題:会社との調整方法
私は従業員120人位の中小企業の会社勤めのサラリーマンです。会社の規則では1ヶ月の育児休業が認められていますが、過去に取得した人は1人だけでした。業務が多いのに対し従業員数が少ないためなかなか育児休暇を取得する雰囲気ではありません。また年齢層が高めなため育児休暇への理解が少ないことも取得の妨げになっていました。そんな中私は子どもが生まれてから1ヶ月後から1ヶ月間の育児休暇を取得しました。
取得するにあたって気をつけたことは「事前の報告と相談を怠らない」ことでした。1ヶ月という長い期間休むということは自分の業務を他の人に負担してもらうことになります。そのため周囲の理解が絶対的に不可欠です。育休明けの戻りやすさにも影響してきます。そこで会社に出産予定を報告する時に育児休暇の取得の意思を伝えました。この報告は早いに越したことはありません。そして報告の時に伝えたことが「育児休暇取得の実績がある会社の方が、今後入社してくる人に安心して働いてもらえませんか?」と伝えました。昨今の流れとしてライフワークバランスを優先する若い方が増えてきていると思います。若い方が入社してくれることは将来性や人員補強に大きく貢献してくれることでしょう。そんな若い方に入社してもらうためにも男性の育児休暇が取得できる環境であることは大きなアピールポイントになりませんか?ということを会社に伝えたところ喜んで取得を理解してもらうことができました。
育児休暇のリアル:家事や育児にどう関わったか?
では実際に育児休暇の期間が始まってからどのように育児をしていったかをご紹介します。まずは様々な育児の手順や注意することを奥さんから教えてもらい、全てのことができるように動きました。もちろん自分達の家事も同時進行です。なかなかに大変な時期ですが、出産後の奥さんの体はボロボロで休息が必要でした。限られた育児休暇期間で奥さんに少しでも回復してもらうことを意識して、頼れるところは親戚や仕組みに頼り乗り切りました。頼れるときにうまく頼ることが無理せず育児をすすめるコツだと思います。
仕事に育児に家事、全部完璧にこなすことはとてもじゃないけど無理です。自分の持てる力をうまく割り振って程々に頑張るようにしましょう。
育児休暇で得られる「子どもとの時間」と「成長の瞬間」
育児休暇を取得して一番良かったと思えるのが、子どもの成長を感じることができたことです。生まれて間もない頃の子どもってみるみる成長していきます。今でも写真を見返すと、顔や体の大きさ、表情はグングン変わっていきます。こんな大切な時期に長く一緒にいることができたことも育児休暇の良さだと思います。
よく子どもが小さい時に一緒にいた記憶がない、とおっしゃる方がいらっしゃいますが非常にもったいないと感じます。これから育児が始まる方には特に、子どもと一緒にいることができる時間を大切にしてあげてください。
育児休暇中に使いたい!パパ向けの家電&アプリ
私が育児休暇中の子育てで利用した家電とアプリをご紹介します。たくさんの便利な家電が発売されており、今振り返っても「この家電に助けられた」「このアプリがあってよかった」と思えるものがいくつかあります。使用感とともにご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
使って良かった家電 その1「象印 電動ポットSTAN.」
まず1つ目にご紹介するのが、「象印 電動ポット STAN.」です。いわゆる電気ポットなのですが、この製品は70℃と90℃で温度を選ぶことができます。購入前はティファールの電気ケトルを使用していたのですが、ミルクを作るためにお湯を沸かす時間が惜しいことと、深夜にミルクを作る時にお湯を沸かす手間が面倒になったため、常にお湯を常備できる電気ポットを探していました。そこで見つけたのがこの商品でした。多くの製品が円柱のような丸い形をしているなか、四角に近い形でコンパクトにスペースを取らない点が好印象でした。電気ポットとあわせて炊飯ジャーも同じシリーズから販売されているので、並べてつかってもスッキリ見栄えするのが気に入っています。
通常の注ぎ方の他に、ゆっくり細く少量ずつ注ぐ機能が搭載しているので、哺乳瓶の細い口でもこぼれる心配がありません。(やけどには注意してください。)ミルクを卒業してからもコーヒーや紅茶を入れる時に重宝しています。
使って良かった家電 その2「Fit bit Charge5」
次にご紹介するのは「Fit bit Charge5」です。これはフィットネストラッカーでスマートウォッチの派生だと思ってもらえればイメージつきやすいと思います。2024年現在、Charge6が最新モデルとなりますが、私が購入したのがCharge5だったため、こちらの製品についてご紹介させて頂きます。主に健康管理を目的とした製品なのですが、育児でも大変活躍してくれました。特に3時間おきにミルクをあげる時のタイマーとして活用しました。
スマートフォンの目覚まし機能を使っていたのですが、一緒に寝ている奥さんの睡眠の妨げとなってしまっていたので、手首でバイブレーションしてくれるスマートウォッチを探していました。AppleのApple Watchも候補に挙がっていたのですが、バッテリーの持ちを比較した時にApple Watchは最大18時間に対しCharge5は7日間!なるべく充電せずに使いたかったのでCharge5を選びました。睡眠時間もアプリで確認することができるので、自分の健康状態を客観的に見ることができました。育児も大切ですが、自分の身体が健康であることももちろん大切です。無理していないか夫婦でお互いに確認しあうことも必要です。
この製品については別に記事で詳しく説明していますので、ぜひ参考にしてみてください。
「子育てに役立つ!スマートウォッチのすすめ」
使ってよかった家電「SwitchBot 見守りカメラ」
次にご紹介するのは「SwitchBot 見守りカメラ」です。
スマートフォンから遠隔で操作が可能な見守りカメラなのですが、360度全方位に視野を動かすことが可能なので、寝返りをうってカメラからいなくなってしまっても追いかけることができます。夜間に少しだけでも子どもから離れたい…(意外と物理的な距離をとることも大切です。)という時に、スマホから見守りカメラを確認することで、夜泣きや異変を確認することが可能になります。暗い場所でもナイトビジョン搭載なのでかなりキレイな映像を見ることができます。私の予定では将来、子どもがお留守番をする時にリビングに置いておきたいと考えています。せっかく購入するのであれば長く使いたいですよね。
使ってよかったアプリ「ぴよログ」
次にご紹介するのは「ぴよログ」というアプリです。ぴよログは、リアルタイムで共有できる育児記録アプリです。ミルクやおむつ交換、睡眠、育児日記などの記録が簡単に行え、授乳タイマーやグラフ化など便利な機能が多数備わっています。記録をパートナーや家族と共有することで片方が寝ている時でも、育児の状況を確認することができ、ミルクのあげ忘れが無くなったり、おむつ交換のタイミングを確認することができるようになります。入力できる項目も多いので、何かと心配なベビー期の記録簿として活用できます。私は1歳くらいまで使っていましたが、使わなくなった今でもアプリは残してあって時折見返しています。成長曲線の記録もあるので成長を感じることができますよ。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は育児休暇を取得した実体験をもとに、
- 育児休暇を取るために会社に伝えたこと
- 会社にとっての育児休暇のメリット
- 生まれたばかりの子どもの育児への関わり方
- 育児休暇で得られる特別な時間
- 育児休暇に役立つ家電とアプリ
以上の内容をご紹介してきました。
我が子のまたとない期間を思いっきり楽しんでもらうために、ご紹介した内容を参考にしてもらえれば幸いです。
ここまでお読みいただきありがとうございます。それでは。
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